【9/18(水)】防災週間〜1日防災学校(4〜6年)
- 公開日
- 2024/09/26
- 更新日
- 2024/09/26
学校の様子
防災週間の第2弾は「1日防災学校」です。この取組は今年度から始めています。
講師に町役場総務課防災交通係の角田係長と岡田主任をお招きして、「段ボールベッドづくり」と「図上避難訓練」を2グループに分かれて実施しました。
まず、長万部町における水災害に係る啓発映像から学びました。
いつも生活している長万部町が津波に浸水する様子や、勢いよく押し寄せる津波の様子に、とても驚いていました。
「当たり前が一気に崩れていくのが悲しかった」
「長万部町にも津波が来るんだって考えると、自分が、家族がどのように行動したらいいのか考えた」
など、一人一人自分事として捉えながら、考えていました。
その後、「図上避難訓練」をしました。
町内の「あつまんべ」で遊んでいたときに地震が発生し、津波が押し寄せるというシチュエーションでした。
小学校での避難訓練を思い出して、
「大橋を通って理科大まで一気に避難するのが一番いいと思う」
「さっき見た映像では川では津波が押し寄せるスピードが速いから、川から遠くの道を通って避難するのがベスト」
と、学んだことを生かして、避難経路を話し合っていました。
最後は「段ボールベッドづくり」です。
この日は4・5・6年生一人ずつが一つのチームになって活動しました。
万が一、避難生活になった時というシチュエーションで行いました。
子どもたちは、
「できるようになりたい」
「自分が段ボールベッドを作ることができれば、たくさんの人たちの役に立てるから」
と、始まる前からやる気いっぱいでした。
私たちは、制作に30分ほど時間がかかるかなという見通しをもっていましたが、早いチームは10分弱、時間がかかったチームでも15分あまりで完成することができました。
「作るコツが分かったので、何かあったときには頑張りたい」
「ベッドは立派だったけど、寝ると固かった。いつもの布団がいいなと思った」
「子どもなら2人は寝ることができそう。でも、本当に地震は来てほしくない」
など、地震等の災害について、しっかりと自分の考えや行動を深めることができました。
なお、この1日防災学校で使用した「長万部町水災害避難啓発動画」は以下のリンクよりご覧いただくことができます。
ご家庭におかれましても、防災について考える時間や機会をつくっていただければと思います。
来年も1日防災学校を実施する予定です。
<長万部町水災害避難啓発動画>(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=2SkVElG8fKU&pp=ygUV6ZW35LiH6YOo55S644CA5rSl5rOi