学校日記

【12/18(水)】認知症キッズサポーター養成講座(6年)

公開日
2024/12/27
更新日
2024/12/27

学校の様子

 この日は、長万部町保健福祉課の皆さんにお越しいただき、「認知症キッズサポーター養成講座」を開催しました。

 この講座の目的は「認知症がどんな病気かを知る」「認知症の人の気持ちを理解し、どのように接したらいいのかを学ぶ」ことです。

 

 「認知症」は脳の病気によって起こります。誰でも年をとるほど、認知症になる可能性が高くなります。認知症になると、覚えられない、忘れてしまう、時間や月日、人がわからなくなる、考えるスピードが遅くなるといった中核症状、元気がなくなる、「ものをとられた」と思い込む、道に迷って家に帰れないといった行動・心理症状があります。中核症状は治すことができませんが、行動・心理症状は周りの人の助けがあればよくなります。


 子どもたちは保健福祉課の皆さんのお話や子どもたち同士で行ったロールプレイングなどによって深く理解していきました。


 授業後のアンケートでは、

 「認知症の人は自分がおかしくなっていると感じ、誰よりも苦しんだり、悩んだり、悲しんだりしていることがわかった」

 「周りの人が認知症の人の不安な気持ちを感じ取ったり、何に困っているかを見て取って、助けてあげることが大切だと感じた」

 「優しく言葉をかけたり、手をかしたりする人が町じゅうにいれば、認知症になっても安心してくらしていくことができると思った」


 1回の授業ではありましたが、6年生の子どもたちはこれから生きていくうえで大切なことを学ぶことができました。


 6年生の皆さんは認知症サポーターとなりました。

 「自分にできることを考えて生きていきたい」

 6年生の一人一人の言葉がとても頼もしく感じました。