<4/24(木)> 税金について考えてみよう~租税教室・社会科(6年)
- 公開日
- 2025/04/24
- 更新日
- 2025/04/24
学校の様子
この日の6年生では、八雲税務署の方をお迎えして、租税教室を実施しました。
「税のつく言葉をどのくらい知っていますか?」(○○税、税○○)
その中で、子どもたちから多く出てきたのは「消費税」。
税金の種類は約50種類。
国税として、所得税、法人税、消費税、相続税、酒税、印紙税など
地方税として、道府県税は道府県民税、事業税、自動車税、地方消費税など
市町村税は、市町村民税、固定資産税、軽自動車税、入湯税など
「消費税はあった方がいいですか、ない方がいいですか」
「もう少し安くして」という意見が多く、一方で「よくわからない」という正直な声も聞かれました。
税について学ぶDVDの視聴後、税金が使われていたところとして、子どもたちは消防署や警察署(交番)、救急車、道路や信号機、学費や教科書代、橋や公園、ごみ処理など、みんな税金が使われていることに気付きました。
「長万部町では、どんなところに税金が役立っているのかな?」みんなで考えてみました。
長万部町の消防費は、約3億円。(私たちの安全を守るために)
長万部町の衛生費は、約9億円。(健康で安心して暮らせるために)
長万部町の教育費は、約5億円。(平等に教育を受けられるために)
長万部町全体では約5千人の町民が安全で安心した生活をおくるために、約69億円。(令和5年度)
一人当たりですと、約138万円。
北海道の小学生には一人当たり1か月に約7万7千円の税金が使われています。
入学から卒業まで6年間に約550万円が必要となり、28人に換算すると、1か月216万円です。
このように、
・多くの人が使う施設(公共施設)のために
・私たちの安全を守るために
・私たちが健康で安心して暮らせるために
・私たちが平等に教育を受けられるために
税金が使われていることを理解していきました。
最後には、八雲税務署の方にご持参いただいた「1億円」(レプリカ)の重さを全員が体験しました。
「将来、これぐらいもらえるぐらいがんばりたいし、税金もしっかり払っていきたい」
「今日は税金の仕組みがよくわかった」
「自分たちの生活は税金によって守られていることがわかった」
日本の税について、また長万部町の税の使われ方などについて、深く学ぶことができた1時間でした。
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