【12/12(木)】総合的な学習の時間・新幹線プロジェクト発表会(6年)
- 公開日
- 2024/12/27
- 更新日
- 2024/12/27
学校の様子
この日の6年生では、これまで学習を積み上げてきた新幹線プロジェクトの発表会を行いました。
この学習の始まりは、長万部町新幹線推進課長の岸上様から北海道新幹線の新駅「長万部駅」のコンセプトについて、お話していただいたことからでした。
そのお話の中で、岸上様より新駅「長万部駅」内に設置しようと検討している子ども向けの遊び場「プレイルーム」の遊具について、「長万部小学校の子どもたちに遊具の提案をしてほしい」という依頼を受け、この学習がスタートしました。
それを考える視点の一つとして6年生が大切にしたのが「はしっこ同盟」。このはしっこ同盟とは、渡島管内の端「長万部町」、後志管内の端「黒松内町」、胆振管内の端「豊浦町」の3町のことです。
それぞれ3町の特徴や町の名産等を生かしたプレイルームエリア(まち、もり、うみ)の提案がありました。
駒ヶ岳を描いた壁画や長万部町で有名な温泉街、新幹線を模した遊具、豊かな自然を取り入れたスプリング遊具、海を模したボールプール、長万部町や豊浦町の名産のホタテをモチーフにしたベンチなど、創造性豊かなたくさんのアイデアを発表していました。
この発表会には、本校の5年生をはじめ、保護者の皆様や長万部町役場の皆様、そして函館市生活科・総合教育研究会の先生方など、たくさんの方々にご来校いただきました。ありがとうございました。
終わりには、今回大変お世話になった岸上様より講評を頂戴いたしました。
「大変素晴らしい発表だったと思います。皆さんが一生懸命考えてくれたアイデアが叶うように、今度は私たちが頑張ります。来年、今の5年生にも北海道新幹線の新駅について、さらにお願いするかもしれません。その時はどうぞよろしくお願いします。」
子どもたちの思いを形にして表現した発表会。北海道新幹線の開業が2030年以降になることを考慮しても、12歳の6年生が20歳になる頃には、この発表会で伝えた思いが新駅の中に形となって完成することが大いに期待されます。