【12/12(木)】総合的な学習の時間・エンリッチミニトマト販売体験(5年)
- 公開日
- 2024/12/27
- 更新日
- 2024/12/27
学校の様子
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この日の5年生は、これまで長万部町の名産、エンリッチミニトマトの定植や栽培、収穫でお世話になってきた長万部アグリ農場様、そして長万部観光協会様のご厚意により、長万部駅において、エンリッチミニトマト、ミニトマトを使ったケチャップやトマトジュース、トマトジャムの販売体験をしました。
この販売体験に向けて、甘くておいしいエンリッチミニトマトの紹介パンフレットや紹介ボード、販売店員になりきるためのミニトマトのバッジ(折り紙で作りました)や帽子を作ったり、どのように接客したらよいのか言葉遣いや接客方法などを学んできました。
当日は雪が降り続く悪天候ではありましたが、町内の方々や保護者の皆様、そして特急北斗の乗客の皆様に対して、上記の商品をPRしたり、試食を提供したり、実際に会計をしたりと、学んできたことを友達と協力しながら発揮しようとする姿が随所で見られました。
お陰様で売り切れる商品もあるなど、子どもたちのあたたかく優しい眼差しと真剣でありながら丁寧な接客により、大きな成果をあげることができました。
期待していた特急北斗の乗客の皆様は想定よりも少なかったですが、
「これまで学んできたことができてよかった」
「はじめはめちゃくちゃ緊張したけど、みんなお客さんが優しかったから、楽しかった」
「ものを作るだけじゃなくて、ものを売ることが経験できて、ちょっと大人になった気分だった」など、
子どもたちの言葉からこの一日で大きく成長した様子がうかがえました。
長万部アグリ取締役農場長の鍋田様から、次のようなお言葉をいただきました。
「子どもたちの生き生きとした主体的な姿を見て、改めて長万部小学校の学校教育のレベルの高さに感銘を受けました。私自身、これまで各地を転々として育ったのですが、社会人になりそれぞれの特産品を言えない事に恥ずかしさを感じる場面が多くありました。本日の体験を通じて、子どもたちが大きくなった時に『自分が生まれ育った長万部町にはこういう特産品がある』と胸を張って言えることの一助になったのではないかと認識しています。来場した地域の方からも『子どもたちが一生懸命販売している姿を見て元気をもらった』と嬉しい声をいただきました。ありがとうございました。」
このような大変貴重な機会をご提供いただきました長万部アグリ様、長万部観光協会様に心より感謝いたします。