【10/16(水)】北海道ふるさと教育「アイヌの人たちの文化」について(4年)
- 公開日
- 2024/10/18
- 更新日
- 2024/10/18
学校の様子
この日の4年生は、北海道教育庁学校教育局義務教育課北海道アイヌ教育相談員竹内渉様を講師にお招きして、アイヌ民族の文化について学びました。
アイヌ語の地名や衣服、歌と踊り、楽器、文芸等のアイヌ民族の文化について、具体的な事例や映像を基にお話いただきました。
児童はもとより教職員も大いに学ぶことができました。
前半ではアイヌ語からできた言葉クイズで盛り上がりました。
アイヌ語はどっち?
(〇)シシャモ・サンマ
アザラシ・ラッコ(〇)
(〇)トナカイ・シカ
また、アイヌの人たちは「言葉で伝える」ことを大切にし、子どものころから物語を何度も聞くそうです。そうすることで、生きていくための心がけや知恵を身に付け、神々と人間の関係を学ぶそうです。
後半は、アイヌの人たちの楽器の一つである「ムックリ」の演奏体験をしました。
ムックリは、竹などで作られ、長さは10〜15cm、幅は1cm、厚さは2mmほどの楽器です。板の真ん中には弁という切り込みがあり、演奏をするときには、弁の端に付けたひもを引いて弁を振動させます。ムックリは、その振動を口の中の空気に伝えて鳴らす楽器です。
子どもたちは、何度もひもを引いて、音を鳴らそうと取り組んでいました。
「今日はアイヌの人たちについて、たくさん学ぶことができてよかった」
「学んだことをもう一回思い出して、アイヌの人たちのことについてもっと知りたくなった」
竹内様との時間をきっかけに、ふるさと長万部町のことについてもっと知りたいと思う時間になりました。
今後もアイヌの人たちが大切にしてきたことについて、学んでいきます。